革新的な技術で世の中を動かす企業を目指します

好中球

好中球とは、白血球のひとつです。

大食細胞と呼ばれるマクロファージに対し、小食細胞、ミクロファージとも呼ばれます。
偽足を盛んに出して動きまわるアメーバ様運動によって、
動物の体内に侵入してきた細菌、ウイルスなどを確認すると血管外に出て食べてしまい、
病原体から身をまもります。

好中球は骨髄から生まれ、抹消血に入り込んで全身を循環します。
血液内での寿命は短く、1日以内にはその働きを失ってしまいます。
働きを全うした好中球は、死んで膿になり、体内から排出されます。

また、取り込んだ細菌などを攻撃する働きを持つ活性酵素をつくる働きがあります。
好中球は、大腸菌やブドウ球菌、連鎖球菌といった化膿菌を殺菌するのに、
非常に特化しているといわれます。
しかし、赤痢菌や結核菌、チフス菌などをやっつけることは出来ません。

◆好中球の増加
好中球の増加はどういった場合に起きるのでしょうか。
以下にあげてみます。
・感染症
・火傷など組織が破壊されたとき
・炎症性疾患
・痛風
・悪性腫瘍
・心筋梗塞
・薬物の投与
・白血病
・骨髄増殖性疾患
など。

さらに、ストレスや過労が原因で好中球が増加するともいわれています。
活性酵素が大量に分泌され、組織を壊すことがあります。
ストレスによって胃潰瘍にかかるのも、これが原因ではないかといわれています。
また、喫煙などで一時的に好中球が増加することもあります。

◆好中球の減少
好中球の数が減少しますと、感染症にかかりやすくなったり、
口内炎になりやすくなったりすることがあります。

以下に好中球減少の原因をいくつかあげてみます。
・ウイルスによる感染症
・薬剤の使用
・悪性貧血
・敗血症
・膠原病
・腸チフス
・肝硬変
・急性白血病
・骨髄繊維症
・骨髄異形性症候群
・癌が骨髄に転移したとき
など。
ビタミンB12や葉酸の欠乏により、血液中の好中球が減少することもあります。